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解くだけじゃもったいない!

濃縮率の表
突然なのですが上の表が何かお分かりになりますか?

これは年末年始にかけて、高校3年生や高校1年生に数多く質問された生物の問題の表をエクセルに起こしたものです(数値は様々な参考文献を元に多少変えています)。

この問題とは・・・・体内で尿が産生されるときにどれだけ濃縮されるのかとか、10分間にグルコースがどれくらい再吸収されるのかとか計算したり、考察したりする問題です。

今回この表をブログに載せたのには理由があります。実はこの問題、計算をするとか○がもらえるということだけではなく様々なことを私たちに教えてくれている表なのです。

まず、尿について考えてみましょう。
尿というのは、体内の要らないものを排出する時に使う液体ですよね。
つまり尿の中には不要なものが含まれ、体内に大切なものは体内に再び還す仕組みになっています。

ある部分を見ると、上の表は健康なヒトの尿であることが分かります。
たとえば、グルコース(糖分)。血しょう中(血液の中)にはあるのに尿中にはありません。これは健康な証拠です。
もし尿中に存在していたら・・・糖尿病になってしまうわけです。
たとえば、たんぱく質。血しょう中(血液の中)にはあるのに尿中にはありません。これも健康な証拠です。
もし尿中に存在していたら・・・様々原因はあるかもしれませんが(病気ではないこともあります)、腎臓が弱っている可能性が示唆されます。


もう一つみてみましょう。Na+というのがあります。これは塩分ですね。血しょう中も尿中もほとんど濃度が変わっていません。
これはどういうことか?濃縮率も1となっています。これは再吸収率が高いということを表します。

冒頭申し上げました。いらないものは本来ならば濃縮して外に排出したいのです。
しかしNa+は再吸収されてしまうのです。
塩分を摂りすぎるな!とよく言われますよね。味の濃いものは食べ過ぎ注意と言われますよね。
その通りなのです。“余分に取ったら排出される!”とはならずに身体に溜まっていくのですから・・・。 恐いですね。

さて最後に、ヒトは一日どのくらいおしっこのもと(原尿)をつくっているかご存知ですか?
何と約180L(リットル)です。
でも、そんなにトイレに行っている人見たことないですよね。実際には最後に濃縮して1.5~1.8Lくらいを排出しています。
ほぼ全ての水を体内に戻して循環し何度も水の使いまわしをしているわけです。
生き物にどれだけ水が大切かが分かります。

生徒からもポロリと意見があったのですが、覚えるだけの勉強なんてつまらないですよね。その問題やグラフや表の意味を考えていくと掘り下げた学習ができます。実際意味を理解していない、丸覚えの知識はあまり役に立ちそうにありません。

新年です。今年はじっくり考える勉強をしてみてはいかがでしょうか。テストのためだけではなく、生きる力をつけるためにも、そして楽しく学ぶ喜びを知るためにも。

東進衛星予備校大分明野校・明野Passion 神谷

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