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みなさんこんばんは。東進衛星予備校大分金池校の小野です。
最近生徒と話していて、よく出てくる話題が
科目の勉強バランス
です。
単純に得点が取れない科目が気になりがちですが、果たして本当に大きな時間をかけるべきかは別問題です。
例えば九州大学の理系を受験する場合。
センター試験の配点は
英100、国100、数100、社50、理(2科目)100
2次試験の配点は
英200、数250、理(2科目)250
試験全体を見れば
英300、国100、数350、社50、理(2科目)350
となります。
こうして冷静に見ると、理系受験の場合は明らかに英数理にウエイトがかかることになります。
ここで落とし穴は理科。
2科目で350点ですから、これもまた冷静に考えれば1科目あたりは175点です。
つまり圧倒的に英数のウエイトが高いということです。
古文が気になる…という生徒がいます。
大丈夫です。1150点中25点です!
それよりもまずは英数を本当に気にしてください!
新高2生であれば、センターレベルの英数を高2の間に決着をつけてしまうこと。
もっと言えば確実に80%以上の得点を取れる力をつけること。
そして、ここに到達するためには本当に基礎・基本の徹底が重要です。
単語・熟語・例文の暗記や数学のドリルなどへの取り組みを増やし、土台となる力を鍛えていけば、十分に狙える得点です。
お子様の「勉強時間」という大きなくくりではなく、「科目別の勉強時間」というところに目をつけていただいてご家庭でもお話しいただければ、と思います。
東進衛星予備校大分金池校 小野 愼介