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センター試験終了

みなさんこんにちは。東進衛星予備校大分金池校の小野です。

先週末に大学入試センター試験が終わりました。

理数の新課程入試初年度ということで、どのような設問形式、配点、難易度になるのか非常に注目された試験でした。

個人的に面白いと感じたのは、国語の評論文の内容です。

今回の現代文の評論文は佐々木敦氏の「未知との遭遇」から抜粋されていました。

ざっくり言えば、リテラシーとオリジナリティを軸に歴史について論じ、ネットの普及によってその歴史の捉え方が変わってきたということ、そしてコミュニケーションには受け手のリテラシーも要求されるということから、最低限のリテラシーを形成するための啓蒙の必要性などについて論じた文章です。
(本文中では「リテラシー」を「ある分野に関する知識を活用する基礎的な能力」として使用しています)

これの何が面白いのかといえば、今回のセンター試験が終わった直後のネットニュースにおいてです。

(1)「センター試験国語 ツイッター論じる文章が話題」
(2)「センター数2B「難しすぎる」」

このような文言がYahooニュースのトップを飾りました。

(1)は前述の評論文のことなのですが、ご覧の通り要旨にツイッターは関係ありません。リテラシーを論じるための例示の一つとして用いられているのにすぎないのです。ツイッターに触れているのは全11段落中冒頭の1段落のみ、全文79行中わずか2行に過ぎません。これのどこが「ツイッター論じる文章」なのでしょう。

そして(2)の数学2B。このニュースが流れたおかげで様々な方から「今回数学ヤバかったの?」とご心配・ご質問いただきましたが、私の答えは「No」です。

これは過去10年分ほど解いていればわかることなのですが、今年の出題もほぼ例年並みの難易度・計算量であったように思います。そして、センター試験の受験勉強をするなら受験生たちも10年分ぐらい解いていて当たり前です。それを昨年が特別易しかったからと言って、そこだけを見て「今年は難しすぎる」と言うのはいかにもナンセンスに感じます。

つまりどちらのニュースもリテラシーのある人から見れば極めてナンセンスなのですが、それを持たない人からすれば「えっ、そうなんだ!」となる他ないということなのです。だからリテラシーの必要性を啓蒙しなければならない、というのが冒頭でお話しした評論文の内容と一致していて面白い、というわけです。

受験生にはこのようなニュースに乗せられて「だからできなくても仕方ない」などと思って欲しくはないですし、保護者の皆様にも変な動揺を与えたくはありません。

私たち東セミグループのスタンスは以下の通りです。

明日から明後日にかけて判明する全国動向がわかるまでは良いも悪いも言いっこなし。そこまでは出願済み(あるいは予定)の私大受験の勉強を中心にしてセンター型に偏った頭をリセットし、私立一般・国公立2次型に切り替えること。

明日からが本当の勝負です。最善の提案をして参りたく思います。

東進衛星予備校大分金池校 小野 愼介


…ネットニュースについては、見出しだけではなく版元まで確認されることをお勧めします。
(1) はスポニチアネックス、(2)はリセマムで、内容はどちらも大学受験関係者への真っ当な取材ではなく「ツイッターの話題」を引用しているだけの悪質なものです。ご注意下さい。

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